森永製菓inトレーニングラボ、栄養士直伝の栄養知識をご紹介します。
今回は糖質の必要性についてです。
糖質は、炭水化物から食物繊維を除いたもので、体内でエネルギー源となる栄養素です。
正しく選択し、適切な量を摂取して、健康的な体づくりを目指しましょう!
糖質は、炭水化物から食物繊維を除いたものです。糖質は
体内でエネルギー源となる栄養素で、脳や肝臓、筋肉にグリコーゲンとして貯蔵されています。
しかし、糖質の貯蔵量は肝臓で300kcal程度、筋肉で1500kcal程度と限りがあるため、
糖質をこまめに摂取する必要があります。
糖質が不足すると、
体タンパク質を分解して必要な糖を作り出します。これを
「糖新生」と呼び、
筋肉量の減少に繋がります。
筋肉量を落とさないようにするために、まずは
糖質を十分に摂ることが必要です。
過剰にとってしまった糖質は、
脂肪へ変換された後、エネルギー減として利用されるまで貯蔵されます。
しかし、脂肪へ変換してしまうと、
糖質へ戻す代謝の経路が存在しないことと、
脂肪が貯蔵できる量は上限がないため、糖質の摂り過ぎには注意が必要です。
1日に必要な量は、
エネルギー摂取量のうち50%~65%と全体の6割を占めることが理想です。
まずは、主食にあたる
「ご飯、パン、麺類、もち」を十分に摂ることに加えて、おかずにいも類を取り入れたり、果物のバナナなどを追加するなど工夫をしてみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
みなさんの役に立つ栄養知識を紹介していきますので、次回もお楽しみに♪