森永製菓inトレーニングラボ監修、栄養士直伝の栄養知識をご紹介します。
今回のテーマは、炭酸飲料って身体に悪いの??です。
真夏日、猛暑日と、暑い毎日が続くと、シュワシュワとした清涼感のある炭酸飲料がうれしいですよね。この時期、飲みたくなる方も多いと思いますが、実は飲み過ぎには注意が必要です。
今回は炭酸飲料を飲み過ぎるとどうなってしまうのかを紹介していきますので、普段から炭酸飲料が好きな方や毎年暑い季節になるとたくさん飲んでるな~と思う方は、しっかりチェックしてくださいね!
炭酸ガス(二酸化炭素)が水に溶け込んだ飲料に、果汁・乳・甘味料・酸味料・香料などを加えた
発泡性の飲料です。
清涼感を楽しむものなので、ほとんどが
水分と糖類から作られていることから、
飲み過ぎると身体に良くありません。
健康を維持するために適切な量を守ってとりましょう。
原材料の表示では、最初に示されるのが一番多く含まれるものです。
炭酸飲料の原材料は果糖・ぶどう糖液糖・砂糖を示すものがほとんどです。
また、
コーラ※に含まれる糖類は、500mlあたり角砂糖が約14個分含まれています。
※「日本食品成分表2021」より抜粋
ペットボトル症候群とは、炭酸飲料や清涼飲料水の多飲により
吸収の速い糖類が高血糖状態をまねくことをいいます。
高血糖状態になると、著しい
喉の渇き、多尿(尿量が多い)、倦怠感(体がだるい)、腹痛、嘔気などの症状が現れ、ひどくなると意識が低下することがあります。
急性の糖尿病と診断されてしまうこともあり、飲みすぎには注意が必要です。
炭酸飲料がほとんど水と糖類からできており、
コーラ500mlあたり230kcalであることから、お茶碗1杯(150g)分のエネルギー量が含まれています。
摂りすぎることを続けると、肥満や糖尿病などの生活習慣病になってしまうことがあります。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
なんでも多すぎると、身体によくないもの。適量を楽しみなつつ、シュワシュワとした清涼感を楽しみたいときは、糖類の入っていない炭酸水を選ぶのもいいですね。
みなさんの役に立つ栄養知識を紹介していきますので、次回もお楽しみに!