日本における西洋菓子のパイオニアとしてスタートし、長い歴史を紡いできた森永製菓。
いつの時代も愛される商品を生み出す背景には、「どうしたらもっとお客様に喜んでいただけるんだろう?」という飽くなき探求心があります。
新たに始まったこの連載シリーズ『おいしさのウラには「研究」がある!』では、みなさんに親しまれているロングセラー商品の根っこを支える技術開発や品質への取り組みにスポットを当ててご紹介!
第1回となる今回は、【チョコモナカジャンボ編】をお届けします。
▲1972年の誕生以来、進化し続けるチョコモナカジャンボ
■パリパリ食感を守る、鉄壁のディフェンス陣とは?
チョコモナカジャンボの魅力といえば、何と言っても“パリパリッ”としたモナカの食感ですよね。実はこれ、「チョコの層」と「チョコの壁」という鉄壁のディフェンス陣がいるからこそ成り立つものなんです。
「チョコの層」とは、モナカ裏面にチョコレートを均一にスプレーしてつくった薄い層のこと。中のアイスクリームからの水分移行による吸湿を防いで、チョコモナカジャンボの要であるパリパリ感を死守します。
一方の「チョコの壁」は、5年の歳月をかけて開発した新技術。中のアイスクリームの両側面を覆うようにチョコレートを充填し、上下のモナカ皮が合わさる隙間部分からの吸湿をシャットアウトするというスゴ技です!2023年3月にこの「チョコの壁」が実装され、パリパリ感がさらに長持ちするようになりました。
もちろんパリパリ感を守っているのは、そんな頼もしきディフェンス陣だけではありません。
時間経過や保管状態でも食感の変化が発生するため、工場から物流まで一貫した生産・管理体制を徹底するなど、チームワークで取り組んでいるんですよ。
■お菓子メーカーの技術力が詰まった「センターチョコ」
さて、「パリパリ感もスゴいけど、センターチョコも他にはないおいしさだよね?」
・・・なーんて思っている人も多いのではないでしょうか?
ハイ、その通り!中央に入ったあのチョコレートは、チョコモナカジャンボ専用の特殊なチョコレート。お菓子の研究開発で培った技術を活かしながら、パリッと厚みのある板チョコのような食感と、アイスで冷えた口中でもチョコレートらしい口どけ&味わいが感じられるように設計されているんです。
そうした舞台裏を知ったうえで食べると、特別感がグッと増すかもしれませんね!
菓子技術と冷菓技術が融合したチョコモナカジャンボですが、それは何も「ジャンボ」シリーズに限ったことではなく、森永製菓がつくっているアイス全般にいえること。
例えば、周囲の食べごたえあるチョコレート層が特長の「パキシエル」、アイスの中で幾重も層になったチョコの食感が楽しめる「パリパリバー」「サンデーカップ」なども、総合菓子食品メーカーならではの工夫が詰まっています。
森永製菓のアイスを楽しむひととき、おいしさのウラにある「研究」に想いを巡らせてみてはいかがでしょうか♪
連載シリーズ『おいしさのウラには「研究」がある!』の第1回は、【チョコモナカジャンボ編】をお届けしました。
次回は、あなたの大好きなあの商品が登場するかも・・・!?どうぞお楽しみに☆
▼こちらもチェックしてみてね
チョコモナカジャンボ ブランドサイト>>
“みんなが笑顔になれるアイス”を目指す活動 ジャンボスマイルプロジェクト>>
連載シリーズ『おいしさのウラには「研究」がある!』
第2回【ソフトキャンディ編】はこちら>>
第3回【ビスケット・スナック編】はこちら>>
第4回【チョコレートの味づくり技術編】はこちら>>
第5回【ベイクドチョコレート技術編】はこちら>>