森永製菓の社員が、自身の経験をもとに森永製菓のアレルギーに関する取組について全5回にわたってお話していく連載の第2回目。
毎回、ブログの最後では著者から読者の皆さんへの質問があるかもしれません。コメント欄でお気軽に答えてみてください。そのほか、内容に関するご感想も大歓迎です
こんにちは、高草木です。
1回目ドキドキしながらブログを書きましたが、多くのご反響を頂き、驚いていると同時に感謝の気持ちでいっぱいです。皆様の温かいコメントをすべて拝読させていただき、励みになりました。いつか皆様のご意見を元に商品開発できるように、引き続き研究開発続けていきます!
今回から読まれるという方は第1回から読んでもらえると嬉しいです。
第1回 アレルギーでもいろいろ食べたい!!!
さて、今回は森永製菓のアレルギー対応食品について話していきたいと思います。
●食物アレルギー対応食品の歴史
森永製菓には現在、食物アレルギー対応食品と謳っている商品はありません。
とはいえ、inゼリー(エネルギー)や甘酒のように28品目のアレルギー物質を使用していない商品も存在します。アレルギーがあったわたしも学生時代はinゼリーに大変お世話になりました。
しかし皆様ご存知でしょうか?アレルギー対応食品、当社にも昔はあったんです!
1991年に発売した、「アマランス入りマンナビスケット」です。この商品は、当時の代表的なアレルギー物質であった卵・牛乳・大豆を使用しておらず、“アレルギーのあるお子様も、そうでないお子様も一緒においしく食べられる”をコンセプトに開発されました。また、アマランスという栄養価の高い穀類を使用することで、従来品に劣らない栄養価の高いビスケットに仕上げておりました。
1993年にはアマランスシリーズとして展開し、ビスケットだけでなくウェファーやスナックを発売しました。2001年には、厚生労働省許可の「アレルゲン除去食品」として「あぴのん」という製品にリニューアル。一部地域でテスト発売を実施しました。
たくさんのお客様にご愛用頂いておりましたが、様々な理由で残念ながら2004年に終売してしまいました。
わたしはアマランスシリーズとあぴのんを知ることも食べることも出来なかったです。(食べたことがある方は是非コメント欄で教えてください!)
牛乳と卵と大豆が入っていないことで、たくさんの方々のおやつの選択肢が増えますよね!
●当時のわたしの辞書にビスケットなんてなかった。乳児期は醬油でさえ、、、
高草木は偶然にもアマランスシリーズとして展開した年(1993年)に、この世に生を受けました。自身の記憶はもちろんありませんが、0歳時からアレルギーがあったようです。
(卵、乳、小麦、ネコ、スギ、ハウスダスト等々+喘息)
両親から話を聞く限り、醤油を舐めただけでアナフィラキシーショックになったことも…
成長するにつれて醬油は大丈夫になりましたが、小さい頃は大変だったようです。
当時はまだネット販売等も普及途中で、なかなかアレルギー対応食品を見つけるのは困難でした。
おやつはもっぱら、おせんべいや飴玉、ゼリーばかりでした。
甘いものは大好きで、よく家の中にあるおやつを探していました。
上記以外では、あんこやお芋をよく食べていました。金平糖も大好きでした!
金平糖を通り越して、両親に隠れて白砂糖をそのまま舐めていたこともありましたねぇーー笑
その中でも子供のころ印象に残っていることは、
両親が、誕生日ケーキを大きなおせんべいやゼリーで作ってくれたことです。毎年何が出てくるか楽しみにしていました!今思えば、両親もたくさん工夫してくれていたのだなーーと実感しております。
皆様も、おやつに関して様々な楽しい・嬉しい思い出があると思います。皆様の心温まるエピソード、是非教えてください!
●質問:皆様のおやつに関する思い出やエピソードを教えてください!