森永製菓の社員が、自身の経験をもとに森永製菓のアレルギーに関する取組について全5回にわたってお話していく連載を開始します。
毎回、ブログの最後では著者から読者の皆さんへの質問があるかもしれません。コメント欄でお気軽に答えてみてください。そのほか、内容に関するご感想も大歓迎です

●自己紹介
新規事業開発部兼研究所研究開発戦略部 高草木です。
もともと首都圏エリアでアイスクリームの営業を5年間しており、2022年4月から現部署に所属。
現在はアレルギーに関する事業開発を担当しています。
●自身の食物アレルギーの経験
・自身の経験
私自身が生まれてから高校生3年生まで重度の小麦アレルギーで、それを克服した経験があり、自身の経験も踏まえてアレルギーに関する事業開発を進めています。
私が罹患していたのは「食物運動誘発性アナフィラキシーショック」というもので、小麦を摂取し運動をするとアナフィラキシーショックになり、全身に湿疹ができることや酷い時には血圧低下や呼吸困難になることもありました。
小学生になる頃にはなんとなく自分で「これは食べていいやつ、食べてはいけないやつ」の判断がついていました。小学生ながらスーパーでは自分でお菓子の裏面表示を確認していました。(笑)
なので、残念ながら、森永製菓のビスケットやホットケーキもチョコモナカジャンボも大人になるまで食べた経験はありませんでした。
大きくなるにつれて「みんなと同じものが食べたい、なぜは自分だけ食べられないのか」と思うようになり、両親の目を盗んでは、小麦粉が入っているお菓子を食べてはアナフィラキシーショックを発症していました。
中学生高学年にはその想いがより一層強くなり、食べるために治療出来ないかと母と病院の先生に相談し、克服のための治療に動き始めました。
そして、およそ2年~3年をかけて小麦アレルギーを克服することができました。
・過去の自分と同じような子供たちにもっと選択肢を持ってほしい
アレルギーを克服して様々なものを食べることができるようになってから、何よりも嬉しかったことは、家族や友達とおいしいものを共有できるということです。
だれかと一緒に食べる喜びや美味しさや感情を分かち合うことの大切さを身に染みて学ぶことが出来ました。
その家族にもっと食の選択肢が増えるようなサービスや商品を開発したいという想いでいます。
その想いを会社に伝え、公募で現部署に異動し、いままさにサービスや商品を検討中です。その活動の一環として、以前エンゼルPLUS内でアンケートやインタビューを実施させていただきました。ご協力、本当にありがとうございました!
皆様のご意見を参考にさせていただき、アレルギーに関して悩まなくてよい、我慢しなくて良いそんな世界『食物アレルギー「だから」がない世界』を目指してわたしを含むメンバーで日夜奮闘中です。
●エンゼルPLUSのみなさんへ質問
みなさんの「食物アレルギーに関するこんな商品・サービスがあったらいいな!」を聞かせてください!