昭和初期に販売していた「森永紅茶」の復活を目指して【全3回シリーズ】
エンゼルPLUSでも度々話題になっている「森永紅茶」。
その復活を目指して奮闘する森永製菓の研究員小野隆さんと森永製菓の新規事業から生まれた会社の’SEE THE SUN’の活動について追っていきたいと思います。
【第2回】SEE THE SUNのイベントで森永紅茶復活のチャンスを得る
森永製菓の関連会社でもあるSEE THE SUNは「テーブルを創るすべての人を幸せに」をミッションとし、食の創り手のステキな裏側を発信したり、創る方と食べる方の交流を行ったり、新しいチャレンジを応援したり一緒にチャレンジを推進したりしています。
そんなSEE THE SUN代表の金丸は、森永製菓の小野の「森永紅茶を復活したい」「茶の樹をがんばって残し、育ててくれた茶農園さんを広めたい」という熱い想いに感動し、小野のチャレンジを実現するために何かできないか・・・と考える日々が続きます。(詳しくは
第1回をお読み下さい)
SEE THE SUNでは「作る人と食べる人の交流」を行うべく、
アワーテラスの放課後という場所をもっているのですが、その一環で葉山本社でのイベントやマルシェもたびたび行っていました。
マルシェをとりまとめてくださっている地元の方に、なんとなく森永紅茶のお話をしていたところ「それなら、この方が実現できるかも!」と、葉山に近い鎌倉で紅茶のデリバリー&ギフト専門店をやられている
SASUKEDROPさんをご紹介いただいたのです。
早速連絡をとったところ、近々SEE THE SUNで行うマルシェに出られる予定だったとのこと。これはナイスタイミングと思い、マルシェの日を待ち、1袋買っていただいたら、とてもおいしくて、これまでにない紅茶でした!
聞けば、SASUKEDROPさんでは、お客さまのコンセプトに合わせた紅茶もおつくりになられるとのこと。
アーティストさんのイメージに合った紅茶、歌に合わせた紅茶、などなど・・その際は、マルシェイベントでの歌に合わせてつくられた紅茶が出ておりまいた。
なんというすばらしき想像力と紅茶の表現力!!
この方だったら森永紅茶のお話に賛同し、実現に向けて一緒に走ってくださるかもしれないと思い、これまでの経緯をお話したところ、「ステキな取り組みですね!」と快諾をしてくださったのです。
小野の熱意、残っていた奇跡の茶の樹、SASUKEDROPさんとのご縁。
不思議なつながりがつながりを産み、「森永紅茶」の復活が実現に近づいてきました。
ここまでのお話、自分だけで満喫してはもったない、金丸は考えました。
小野の想い、そしてSASUKEDROPさんとの出会いを知ってほしい。そう思ってアワーテラスの放課後での月1イベントに「小野とSASUKEDROPさんの紅茶のイベント」を組み込みました。
【紅茶のイベント】
小野の想いを伝えるトークセッションの後は、紅茶スパークリングや、紅茶素麺、紅茶の炊き込みごはん、紅茶の豚肉煮など、あたらしい紅茶の活用を楽しめる紅茶尽くしの試食会。紅茶ってこんな風に食べることもできるんですね。ジャスミン紅茶の素麺がおどろきの大ヒットでした。そして、SASUKEDROPさんはミントと高知県ドライ小夏を添えたアイスティを出していただきました。葉山の自然を優しく感じさせてくれる、香り豊かで新しい出会い!!!な紅茶でした。
【紅茶素麺】
【ミントと高知県ドライ小夏を添えたアイスティ】
そして最後にスペシャルなサプライズゲストが!!
そしてなんと!森永紅茶の茶園を引き継いでいる茶葉農家さんがオンライン&リアルで参加してくださっていたのです!これには会場のみなさんも感動が生まれておりました。
茶葉農家さんと直接お話できる機会なんてそうそうはなく、とても感動しました。
(三重の伊達丸亀製茶さんはわざわざ葉山まで来てくだいました)
すると、私もこのプロジェクトに関わりたい!とか、応援しています!予約しちゃいます!というお客さまが現れたんです。
▼イベントの様子。詳細はこちら
前半編:
https://ourterasu.jp/contents/b6ca6ed25055
後半編:
https://ourterasu.jp/contents/2d3b5426a8ba
SASUKEDROPさんと茶葉農家さんもその場でおつなぎすることができ、いよいよ「復活の森永紅茶」のプロジェクトがスタートしました。
第3回に続く。
【第1回】小野の想いに感動する~ひとくちから始まる冒険~は
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【第3回】いよいよ試作品の登場~!!は
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【第4回】いよいよ発売編!は
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