昭和初期に販売していた「森永紅茶」の復活を目指して【全3回シリーズ】
エンゼルPLUSでも度々話題になっている「森永紅茶」。
その復活を目指して奮闘する森永製菓の研究員小野隆さんと森永製菓の新規事業から生まれた会社の’SEE THE SUN’の活動について追っていきたいと思います。
【第3回】いよいよ試作品の登場~!!
森永製菓の子会社でもあるSEE THE SUNは「テーブルを創るすべての人を幸せに」をミッションとし、食の創り手のステキな裏側を発信したり、創る方と食べる方の交流を行ったり、新しいチャレンジを応援したり一緒にチャレンジを推進したり、しています。
「森永紅茶」の復活にむけて、旗振り役の小野、茶葉農家さん、紅茶屋さん、チャレンジを応援するSEE THE SUN、ステキなご縁とつながりによってプロジェクト推進の役者は出そろいました。さぁこれからが本番。ここから小野がスピードアップしていきます。
小野は森永紅茶の復活版だからこそ「お菓子に合う紅茶」を作りたいという想いがありました。茶葉農家さんから茶葉を取り寄せ、SASUKEDROPさんにブレンドしてもらいます。何度も何度も何度も試作に試飲を重ねました。
試作では、紅茶生産者さんの方で、茶葉の収穫・加工時期や収量、提供できる量が読めない事で調整に難航しました。茶葉は生き物ですので、毎年風味が違います。でも品質検討は昨年の茶葉で行わなければならず、ロットによって風味がかなり異なってしまい、今回生産していただいたものとかなり変わったりして、またイチからブレンドを考えなきゃいけなかったり・・
そんな事で、ブレンドの比率を何度もやり直してもらうことになったのです。
でも、SASUKEDROPさんは、小野が、「もっとこうしてほしい」「もう少しこうしてほしい」など、こだわりの品質を目指すために、何度も調整をお願いしても、「いいですね!やってみます」と、嫌な顔ひとつせず前向きに対応いただけました。
パートナーとして、互いに妥協せず、お客さまの「おいしい」のために高見を目指す姿に感動しました。これぞプロの仕事です。そうして2つの試作品が出来ました。
1種類目は
ストレートでおいしい和紅茶ブレンド
セイロン紅茶と奈良県の山添村、三重県の亀山市、高知県の佐川町の茶葉をバランスよくブレンドし和紅茶の優しくて、甘い香りの風味を活かした紅茶
2種類目は
お菓子を引き立てる和紅茶ブレンド
奈良県の山添村、三重県の亀山市、高知県の佐川町の茶葉の特性を活かしながらも、セイロンティーの種類にもこだわり、お菓子のおいしさを引き出すことを主に考えたすっきりとした紅茶
です。さて、どちらの紅茶を商品にしようか・・・どちらも完成度がすばらしく、決めきれていない現状です。おいしくてうれしい悩みではありますけどね!
品質が固まってきたら、どれくらいの量をつくるのか、というのも大事なお話になってきます。今回お願いをするSASUKEDROPさんは1つ1つ手作りなのでたくさん作ることができません。突然たくさんの注文が来てもできないのです。
なので、先行予約販売をすることにしました!!
▼先行予約販売はこちらから
https://ourterasu.jp/items/6d13843de33f
※「アワーテラスの放課後」内のサイトになります。
※上記の2種類のセットとなります。
※商品をお送りするのは3月の予定ですが、予約販売申込みをしていただいた先着20名さまには、上記2種の試作品をティーパックにて2月ごろお送りいたします。その20名さまからいろんなご意見をいただいたうえで、3月発売の商品の品質をブラッシュアップして最終決定していきます。
みなさまからのご意見が最終的に品質を決めます。
是非みなさまのご意見を聞かせてくださいね~!
※「アワーテラスの放課後」の中にある小野の部屋「ONOLABO(オノラボ)」では小野が日々の気づきなどを投稿しています!
【第1回】小野の想いに感動する~ひとくちから始まる冒険~は
こちら>>>
【第2回】昭和初期に販売していた「森永紅茶」の復活を目指しては
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【第4回】いよいよ発売編!は
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