こんにちは!「TAICHIRO MORINAGA」ブランド担当者のマツザキです。
この度、「森永ミルクキャラメル」の誕生110周年を記念して「TAICHIRO MORINAGA キャラメルバウム」を森永ダイレクトストア(森永製菓の通信販売)にて限定発売致しました!
おかげさまで発売直後から大きな反響をいただいておりまして、せっかくなので発売に至るまでに込めた数々のこだわりと、メンバーの想いを直接皆さまにお伝えしたく全3回にわたって連載をしていきたいと考えています。
「TAICHIRO MORINAGA」というブランドをご存知ですか?
「TAICHIRO MORINAGA」は、森永製菓が2016年に立ち上げた森永製菓のお菓子づくりに対するこだわりを形にしたコンセプトブランドです。
1899年、西洋菓子が知られていなかった時代。
初めてキャラメルやマシュマロを、口にした日本人は驚きました。
その驚きを届けたのは、森永製菓の創業者・森永太一郎。
美しい。見事だ。趣がある。心が惹かれる。そんな「をかし」な体験。
いま、あらためて原点に立ち返り、創業者・森永太一郎から続く森永製菓の熱き思いと、120年以上をかけて磨き上げてきたお菓子づくりの技術で、みなさまに「をかし」な体験をお届けすることを目指しています。
ブランドの立ち上げから閉店まで
「TAICHIRO MORINAGA」は、2016年に期間限定ショップを出店したところからスタートしました。(当時もエンゼルプラスに掲載したので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。)
有難いことに皆さまからご好評いただき、催事店を重ねた後に、常設店舗も出店。順調に店舗・商品を拡大し、より多くの皆さまに「をかし」な体験をお届けすることに挑戦していました。
一方で、ブランドとしては課題も抱えていました。
それは、「TAICHIRO MORINAGA」というブランドの徹底的なこだわりや、この商品にかける想いを十分にお伝えしきれなかったことです。より多くのお客様に「をかし」な体験をお届けするためには、創業時から続く森永製菓の熱き想いを知っていただいたうえで、商品を手に取っていただく必要があると考えていました。
ブランドとしての在り方を模索している中、2020年コロナウイルスの拡大を迎えます。
お客様の数が激減、休業を繰り返すなど、数々の苦難が襲いました。この状況が決め手となり、全ての店舗の閉店を決断。2021年8月東京駅の店舗閉店で「TAICHIRO MORINAGA」は一度姿を消しました。
復活プロジェクト始動
店舗の閉店後、社内外から閉店を惜しむ声を数多く頂きました。
「どこに持って行っても喜んでもらえるお菓子だった」
「大好きなお菓子だから、もう一度販売されるのをいつまでも待っている」
本当に嬉しいお言葉ばかりでした。
そんな声を励みに、22年1月から復活を目指すようになります。
復活にあたっては、店舗時代の経験を元に、商品へのこだわりやストーリーをお客様に丁寧にお伝えすることに最も重きを置きました。
そこで復活の場として決めたのが、森永ダイレクトストア(通信販売)でした。お客様と直接つながることができる森永ダイレクトストアであれば、「TAICHIRO MORINAGA」のこだわりや熱き想いを十分にお伝えできると考えました。
TAICHIRO MORINAGA キャラメルバウム - 森永ダイレクトストアはこちら
復活が決まってからは、復活プロジェクトメンバー探しが始まります。
店舗時代のメンバー、コンセプトに熱い想いを持つメンバーも新しく加わり、昨年6月に復活プロジェクトが正式にスタートします。
お菓子を超える、「をかし」な体験を。
「TAICHIRO MORINAGA」の新しい挑戦の中身を次回以降でお伝えしたいと思います。