こんにちは!ナビゲーターの谷山です。
今回は、森永ココアに関わるスタッフをたすきリレーする、「チーム森永ココア~ココだけのオハナシ~」の第6回目となります。
主役は、品質保証部分析グループで品質に関わる検査・分析を担当している小野です。
森永製菓では主に皆さまが口にされるものを製造しています。そのため、安全であることを何よりも大事にしています。
品質保証部では、安心かつ満足いただける品質の製品をお届けするため、企画開発から生産、物流、販売に至るまでの、あらゆる過程において品質が保たれるように、さまざまな活動を行っています。
小野の所属する分析グループでは、製造に使用する原料や、出来上がった製品について風味や栄養成分などの検査・分析を担当。基準を満たしていること、安全性が担保されていること、法律に適合していることなどを確認しています。
ココまでオハナシすると、「ココアの品質基準を知りたい!」「どうやって品質を管理しているのかな?」と思われた方も多いのでは?そこで今回は、「森永ココア」の品質を守るための活動について、もう少し具体的に語ってもらいましょう!
それでは、小野に交代しますね!
みなさん、はじめまして。品質保証部分析グループの小野です。
今日も変わらない味で「森永ココア」を飲んでいただいていますか?
「森永ココア」をおいしく、安心して飲んでいただけるよう、製品がみなさんの手に届くまでのすべての工程において細かく基準を設けています。
原料には、品質や安全性に関する厳しい規格を定め、信頼できる原料メーカーから購入しています。また、風味の確認や微生物検査などを行っており、検査で合格した原料を使用して製造を行っています。
また、第3回に稲垣より機能性表示食品の「カカオの力」についてご紹介しましたが、健康機能を持つ成分であるカカオリグニン、カカオフラバノールが規格値以上あることを確認するのも私たちの仕事です。原料で規格値以上であることを確認して、「カカオの力」に使用しています。
ココだけのオハナシ第3回:「機能性表示食品「カカオの力」の 2つの表示内容の「ひみつ」に迫る!」はこちらから>>
「森永ココア」では、このように品質を事前に確認した原料を使用することで、製品の品質を保証しています。
話は変わりますが、ココアとチョコレートは原料に同じ「カカオ豆」を使用していて、途中までは同じ工程で作られていることを第1回に谷山よりお話させていただきましたが、ここでは「カカオ豆」の品質についてご紹介いたします。
ココだけのオハナシ第1回:「ブランドによって何が違うの?それぞれの魅力とおすすめポイントをご紹介!」はこちらから>>
カカオの実から「発酵」、「乾燥」という工程を経てできる「カカオ豆」。発酵によりカカオの実の中の成分が変化し、苦味、渋みが抑えられ、良い香りがでてくるのですが、発酵が不十分だと苦味や渋みが残るんです。
また、発酵後のカカオ豆は水分を多く含んでいるため、そのままの状態で貯蔵したり輸送したりするとカビが発生する可能性があります。それを防ぐために、カビが増殖しない程度まで乾燥させる必要があります。
意外と重要なこれらの工程。ココアやチョコレートの品質を決める重要なポイントなんですよ。
これからも、安心かつ満足な品質の製品をみなさんにお届けでできるよう、日々取り組んでいきます。ぜひ、森永ココアをお召し上がりください!
いかがでしたか?
第7回は、生産技術部の担当にタスキを渡したいと思います。
ココアを溶けやすくする“造粒(ぞうりゅう)”という工程についてご紹介する予定です!
お楽しみに!