人気商品はどうやって生まれたの―
ひとつの商品が誕生し、たくさんのお客様に愛されるようになるまでには、さまざまな社員が役割を持ちつつ、チームを組んで動いています。
普段はなかなか聞けない、そんな舞台裏をクローズアップ
今回は、今年で誕生28年目を迎える
「inゼリー」のヒミツを全4回連載でお届けします。
「inゼリー」の開発・企画を担当しているマーケティング本部 健康マーケティング部 椎原さんに回答いただきます。
椎原です。私自身も学生時代野球部で、試合開始前にinゼリーエネルギーを飲む、というのが当たり前になっていました!
まずは、「inゼリー」の開発のきっかけを教えてください。
もともとは、「ウイダーinドリンク」というドリンクタイプの缶飲料でした。アスリートを支える商品だったのですが、「缶飲料は、一度開けたら途中で止められない」「グラウンドでは捨てる場所に困る」「素早く栄養補給ができ、食べた後もすぐに動けるものが欲しい」といった声を受け、「ウイダーinドリンク」に携わっているメンバーで議論を重ね、手軽に飲めて食べ応えもあるゼリータイプの開発に取り組みました。
「inゼリー」誕生の裏には、アスリートのリアルな声があったのですね!
はい。さまざまなアスリートのみなさんの意見に耳を傾け、現場のニーズを汲み取りながら、開発に活かしていきました。
「inゼリー」は、今もトップアスリートを幅広くサポートしていますよね。がんばる人に寄り添う姿勢は、ずっと変わっていないのだなぁと感じました。
ところで、「inゼリー」というネーミングは、とてもシンプルな印象です。
エネルギーやマルチビタミンなど、それぞれの栄養素が入っている商品を摂ることで、その栄養素が体の中に入るという意味から“in”と名付けられました。意味が分かりやすく、覚えやすいという要因もあったようです。私自身、短くてライトな感じで呼べるところが気に入っています。
確かに一度聞いたら忘れないですし、「inゼリー!」とつい口にしたくなる響きですよね。さて、そんな「inゼリー」ですが、開発において一番苦労した点というと・・・?
実は、当時の栄養補助食品は“まずい”というのが共通認識でした。その固定観念を覆すために、できる限りさわやかなフレーバーを目指しました。また、毎日飲んでも飽きないよう、 開発チームが一丸となって味の調整を繰り返しました。
ふむふむ。今までにない先駆的な商品だっただけに、そうした試行錯誤があったのですね。たくさんの人々の想いをのせた「inゼリー」は、ついに1994年に発売されました。当時の反響はどうだったのでしょう?
売れ行きはいきなり“爆発的”とはいかず、消費者の方からは「宇宙食みたい」と揶揄されることもありました。ヒットの糸口となったのは、一部のコンビニエンスストアで売れ始めたこと。それを後押しすべく、サンプリングで商品を知ってもらう機会を作り、多くの方に認知される商品として地位を確立していきました。
なるほど~。実際に体験してもらうという地道なプロモーション活動が、ファンの拡大につながっていったのですね!
<第1回 開発のきっかけ>はここまで。
次回は、「inゼリー」ならではの食感や風味、パッケージのヒミツに迫ります。どうぞお楽しみに
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