森永製菓inトレーニングラボ監修、栄養士直伝の栄養知識をご紹介します。
今回のテーマは、ぐっすり眠りたいときにおすすめの食材についてです。
朝起きたとき、「なんだかだるい」「眠りが浅いように感じる」ことありませんか。もしかしたら、睡眠の質があまりよくないのかもしれません。睡眠の質を上げるには、就寝前の過ごし方や環境を見直す方法もありますが、実は食事も睡眠の質と深い関係があるんですよ。
今回は、睡眠の質を上げるために、よい影響が期待される食材をご紹介します!睡眠に悩みのある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
“ぐっすり”は睡眠の質のことを指しています。
睡眠の質を上げるためには、入浴することや寝室の気温を調節するなど様々な方法があります。
その中でも、
睡眠と食事の関連性は、世界中で注目されています。
そこで、睡眠の質に良い影響が期待される食材をご紹介します。
野菜と果物の摂取量が増えると同時にポリフェノール含有量も増えると、睡眠に良い影響があると言われています。
例として
キウイフルーツを毎日、就寝1時間前に2個食べることが推奨されています。
その他、紫キャベツやトマトなどを積極的にとることもおすすめです。
イソフラボンは睡眠調節に良い影響を与えるエストロゲンの化学構造と似ていることから、同じ作用があると言われています。
納豆や豆腐、ひよこ豆などを毎日とることがおすすめです。
GABA(γ₋アミノ酪酸)は、アミノ酸の一種であり、ストレスを軽減する働きがあることから睡眠にも良い影響があると言われています。
玄米をはじめ、キムチ、たくあん、野菜はアスパラガス、カボチャ、果物はみかんなどを積極的にとることがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
紹介した食材をバランスよく日頃の食事に取り入れて、睡眠の質を向上させていきましょう!
みなさんの役に立つ栄養知識を紹介していきますので、次回もお楽しみに。
※参考文献 Noorwali, E., Hardie, L., & Cade, J. (2019). Bridging the reciprocal gap between sleep and fruit and vegetable consumption: a review of the evidence, potential mechanisms, implications, and directions for future work. Nutrients,11(6),1382