森永製菓inトレーニングラボ監修、栄養士直伝の栄養知識をご紹介します。
今回のテーマは、疲れたときに食べたい食材②~目の疲れ編~です。
パソコンやスマートフォンの画面をずっと眺めていると目がしばしば。目に疲れを感じることはありませんか。仕事などで長時間作業をしているとなおさら疲労を感じるのではないでしょうか。今回は、そんな目の疲れを予防するために取り入れたい栄養素や食材をご紹介します。
目の疲れの原因はさまざまありますが、日頃から「辛いな~」と感じる方は、目の疲れの予防方法を知ることからはじめましょう!
私たちはものを見る時に、
形が光として目の中に入ってきます。
その
光の量を調整したり、目のレンズの役割を持つ水晶体の厚さを変えてピントを調節しています。
さらに眼球の内側にある半透明の精神の膜である
網膜が、視神経という神経の束を通して脳に伝達した結果、ものが見えるようになります。
長時間のパソコン作業やスマートフォンの操作などによって、近い距離にピントを合わせ続けていると、
ピントを調節する筋肉を使いすぎてしまうことや乾燥などによって目の潤いがなくなってしまうなど様々な要因があります。
これらによる目の疲れを予防するために、
抗酸化物質をとることが必要です。
アスタキサンチンの高酸化力は
ビタミンEの400倍、β-カロテンの40倍以上ともいわれており、ピントを調節する毛様体筋の作用を助けると言われています。
エビ、カニ、鮭、イクラなど水産物に多く含まれています。
ビタミンC欠乏による酸化ストレスと網膜の厚さの関連がみられたことから、
ビタミンCは、網膜の酸化損傷を防ぐ重要な抗酸化物質と言われています。
赤色のパプリカやサンゴールドキウイ、ブロッコリーなどに多く含まれています 。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
身近な食材で対策できることがわかりましたね!日頃から役立つ栄養素がたくさん摂れる食材を食事に取り入れて、目の疲れを予防していきましょう。
みなさんの役に立つ栄養知識を紹介していきますので、次回もお楽しみに。