森永製菓inトレーニングラボ監修、栄養士直伝の栄養知識をご紹介します。
今回のテーマは、甘いものを欲する理由です。
なんだか突然甘いものが食べたくなることはありませんか?そんなときは、欲求のおもむくまま勢いよく食べてしまって後悔するというケースも多いのではないでしょうか。一体どうして甘いものが食べたくなるのでしょう?今回は、そんな甘いものが食べたくなる理由をご紹介します。
甘いものを欲する要因を学ぶことで体調管理に役立て、欲求を上手くコントロールできるようにしていきたいですね!
体内のエネルギー源となる3大栄養素の炭水化物・タンパク質・脂質が不足傾向、特に
炭水化物(糖質)が不足することで、低血糖状態となります。
また、
空腹状態から急激に炭水化物(糖質)を摂取することで、
血糖値の乱高下を引き起こし、低血糖状態をつくる原因となります。
女性であれば、女性ホルモンの影響により生理前になると欲求が増すこともあるかもしれません。これは、黄体ホルモンが増加することで、
体内に栄養や水分を蓄えようとするためと考えられています。
睡眠不足により、
食欲を調整するホルモンが乱れてしまいます。
食欲を抑える働きをする「レプチン」が減少し、食欲を高める働きをする「グレリン」が亢進することから、食欲の増大につながってしまいます。
血液中の亜鉛値が低いほど、味覚感度は鈍い傾向にあると言われており、特に甘味の識別は味覚感度が鈍いことがわかっています。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
原因がわかると対策を立てやすくなりますね!これを機会に、食事や睡眠など生活習慣を見直してみるのもいいかもしれません。
みなさんの役に立つ栄養知識を紹介していきますので、次回もお楽しみに。