森永製菓inトレーニングラボ監修、栄養士直伝の栄養知識をご紹介します。
今回のテーマは、腹持ちの良い食べ物についてです。
しっかり食べたのにもうお腹が空いた、という経験ありませんか。
必要以上にたくさん食べてしまうと体重増加や健康への影響も考えられます。
実は栄養素の摂り方、食べ方の工夫によって、空腹感を感じにくくする方法があるんですよ。
食べ過ぎが気になる方は、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。
「腹持ちが良い」とは、空腹感を感じにくいイメージや、満腹感が高いイメージがあるかと思います。
決まった定義はないですが、空腹感を感じにくくする工夫をご紹介します。
食物繊維は、
消化に時間がかかるため、満腹感が持続する栄養素の1つです。
食事の中でも最初に食べるようにすると、その後に食べる糖の吸収を抑えるとも言われています。
サラダや汁物などの副菜に、野菜やきのこ、海藻類を入れるのがおすすめです!
肉や魚、卵、大豆製品などのタンパク質も、
消化吸収に時間がかかるため、満腹感を感じやすいと言われています。
食事の際は、主菜として肉料理や魚料理を食べるようにしましょう!
補食(軽食)を選ぶ時にも、炭水化物に偏ってしまうことが多いため、プロテインやプロテインバーなどを活用すると、栄養価も整い、腹持ちもよくなります!
1食につき20分程度かけて、
よく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激されて満腹感を得ることにつながります。
無意識であまり噛まずに食べているという人は、まずは1口につき10回噛むことから意識して、“よく噛むこと”を気を付けてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ダイエットを考えている方も、まずは日頃の食事を見直してみてもいいかもしれませんね。全てを取り入れることは難しくても、これならできそう!というものから始めてみてはいかがでしょう。
みなさんの役に立つ栄養知識を紹介していきますので、次回もお楽しみに。