森永製菓inトレーニングラボ監修、栄養士直伝の栄養知識をご紹介します。
今回のテーマは、
血糖値の基礎についてです。
血糖値の数値を気にしていない方は、数値の変動による影響や日常生活での対策など、あまり意識されていないかもしれませんね。
大丈夫と思っていても、実際には食事方法や食品の偏りによっては血糖値に悪影響を与えることも。
今回は、そんな血糖値の変動により起こり得ることや、高血糖の予防法について紹介しますので、ぜひ日々の食事に取り入れてみてくださいね!
血液中のグルコースの濃度を"血糖値"と言います。
血糖値は1日中変動しており、食事の後に上がり、インスリンが分泌され、その後下がっていきます。
今回は血糖値の変動により起こり得ることと、その予防についてお伝えします。
食後の血糖値が急上昇・急降下を起こす状態を血糖値スパイクと言い、動脈硬化のリスクを高めることや、血管を傷つけてしまうことがわかっています。
予防として、できることから気を付けてみましょう!
・よく噛んでゆっくり食べる
・欠食をしない
・糖質に偏らないようにする
・適度な運動をする
糖質を摂りすぎると、血液中のブドウ糖が過剰になり、肝臓に蓄えられる量を超えてしまうと血糖値は異常に高くなります。
その他にも遺伝や加齢も関連があります。
予防として、食事の際にできることからはじめてみましょう!
・野菜やきのこ、海藻などの食物繊維を最初に食べる
・1日3食食べる
・低GIの食品を食べる
低GIの食品は、糖がゆるやかに取り込まれ、血糖値の上昇もゆっくりとなります。
食品を選ぶ際は下記のような低GIの食品を取り入れてみましょう。
●玄米・そば・さつまいも・りんごなど
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は、血糖値の基礎について紹介しました。よく噛んで食べる、適度な運動を心掛けることは、健康を維持するためにも大事なことですね。気になる方は、うどんよりもそばを選ぶなど、できそうなことから取り入れてみてくださいね。
みなさんの役に立つ栄養知識を紹介していきますので、次回もお楽しみに。