ダースの新フレーバー誕生秘話とは！？製品計画担当のヒラタさんが登場！【前編】

みなさん、こんにちは。エンゼルstaffイシヤマです。

今回は、製品計画担当でチョコレートを担当しているヒラタさんが登場ダースの新フレーバー誕生秘話とは・・・前後編でお届けします。

エンゼルstaffイシヤマ(以下 エ)：森永製菓では、どんなお仕事をされていますか？

ヒラタ（以下 ヒ）：製品計画担当という部署で、商品発売に向けたスケジュール管理や包装形態【包装の形（箱・袋など）】の立案をはじめ、他部署の方々と一緒にデザインやネーミング・表示、品質を決定するなど、さまざまな業務をしています。私は異動してまだ1年ちょっとなのですが、ダースや小枝といったチョコレートを主に担当しています。

エ：森永チョコレートの「ここが違う！」というポイントを教えてください

ヒ：「カレ・ド・ショコラ＜カカオ７０＞」などの高カカオチョコレートは、苦すぎず食べやすいところが魅力です。また、ダースに代表されるミルクチョコ・ホワイトチョコは、甘さがあるのに後切れがよく、さっぱりと食べられるところが特長。ぜひ、そういった点を意識しながら味わって欲しいです

エ：製品計画において、もっとも重視していることというと？

ヒ：お客さまにとって価値のある商品か、安全にお届けできるかをもっとも意識しています。もちろん、どんなにお菓子がおいしくてもデザインが悪ければ手にとっていただけないので、商品が棚に並んだときにどんな風に見えるかなど、さまざまな側面から考えていきます。

そのほか、お手元に届いたときにお菓子が割れているなどの不具合が無い包装規格も重視していることのひとつ。また、表示を間違えてしまうとお客さまに多大なご迷惑をおかけしてしまうので、よりわかりやすい表現・表示になるように心掛けています。

エ：私たちの手元に届くまでには、いくつものステップがあるのですね～！製品計画における苦労話はありますか？

ヒ：商品の検討でお菓子をたくさん食べるので、太ってしまいました。

同じ包装形態商品で多くのフレーバー（味）があるダースは、デザインのどの部分で差別性を出すのか毎回悩みます。ダースの期間限定品は、色やパッケージの装飾がいろいろ異なっているので、ぜひチェックしてみてくださいね

エ：ダースの期間限定フレーバーは、毎回楽しいですよね♪お仕事のアイデアはどんな風にひらめくのでしょう？

ヒ：その時期の旬であったり、その年の流行を先読みしつつ、調べて企画します。直近の例だと、6月末に「ダース＜塩レモン＞」を発売しました。こちらは14年末に流行語大賞にノミネートされ、その後も流行が続いている「塩レモン」、そして「夏場の塩分補給」という観点から企画がスタートしました。企画決定後は、工場での製造適正は問題ないか、デザインをどのようにするかなどを各部署の担当者さんと話し合い、発売まで進めていきます。

エ：なるほど、そうだったのですね！ダースはこれまでにさまざまなフレーバーが登場しましたが、ヒラタさんが一番印象に残っているのは？

ヒ：すべてと言いたいところですが、「アサイー＆シリアル」が特に印象に残っています。流行していたアサイーボウルをイメージした品質はもちろん、アサイーのパイオニアである株式会社フルッタフルッタ様にお伺いしてロゴを使用させていただくなど、デザインもこれまでのダースにはないものでした。

また、表参道ヒルズで開催した期間限定ショップ「ダースショップ」も忘れられません

ダースのお店ということで12品種のフレーバーをご用意させていただきましたが、すべてのフレーバーがショップに相応しいどうか、ギリギリまで悩みましたし、包装形態も何度も検討したぶん、印象に残っています

前編はここまで。後編は、ヒラタさんのお気に入り商品や今後の目標などをお届けします。どうぞお楽しみに