みなさん、こんにちはエンゼルstaff イシヤマです。
1964年に誕生し、一世を風靡した「ハイクラウン」。
50周年の節目を迎え、この伝説のチョコレートの復活プロジェクトが
スタートしました。その第1歩として、東京駅グランスタ地下1階に
「Hi-CROWN 2 Tsubo Shop」が期間限定オープン
今回は、プロジェクトチームのメンバーに話を聞きました
エンゼルstaffイシヤマ(以下 エ):発売当時の「ハイクラウン」の魅力は、どんなところだったのでしょう?
マーケティング担当ツチヤ(以下 ツ):日本が少しずつ豊かになっていった
時代、「最高級のチョコレートを」という思いから生まれたのが
ハイクラウンです。こだわり抜かれた品質、外国タバコを彷彿させる
洗練されたパッケージ・・・多くの人にとって“憧れ”の商品だったのでは。
当時としては高価格にも関わらず、爆発的な人気を呼んだのは、
それだけ商品価値が支持された証と言えます。
研究所担当イタクラ(以下 イ):実は「ハイクラウン」のことを
よく知らなくて、最初の会議の前日にあれこれ調べたぐらいなんです。
その後、当時の仕込み表を参考に試作してみたのですが、
ゆっくりとフェイドアウトしてゆくミルクの優雅な余韻に、
旋風を巻き起こした往時の“風”を感じました。50年も前に、
このレベルまで仕込みを突き詰めていたとは・・・
まさに、純日本製チョコレートの発展に大きく寄与した商品だと思います。
製品計画担当セキネ(以下 セ):味わいはもちろん、パッケージも
画期的でしたね。白くてカッチリ角ばっている高級そうな小さな箱の、
小さな開口部からチョコレートを取り出すという動作が、発売当時、
最高にスタイリッシュだったのではないでしょうか。
エ:そんなハイクラウンの魅力を体感できる「ハイクラウンショップ」がオープンしましたね!
ツ:約100年に及ぶ森永製菓のチョコレート製造の集大成ともいえるのが、新しいハイクラウンです。
ハイクラウンショップは、新生ハイクラウンを通して、日本のチョコレートのおいしさを、
「歴史」「技術」「新しい食べ方」という3つの側面から体験できるお店なんです。
エ:どんな商品を扱っているのですか?
ツ:50年前のレシピを参考にした「クラシックミルク」「クラシックナッツ」
「クラシッククランチ」に、今回新たに開発した「とろけるミルク」
「ビター」「キャラメリゼ」「ピスタチオガナッシュ」「香る宇治抹茶」
を加えた8タイプが主力商品です。
そのほか、数量限定の東京駅の駅舎が絵付けされた高級伊万里焼に入った
ハイクラウンもあるんですよ。
エ:どれもおいしそうですね!ショップの中で一番好きな商品を挙げるとすると?
ツ:「クラシックミルク」あの濃厚でどっしりとしたコクは、ふだん食べているチョコレートとは全く違う味わいです。
口どけにこだわった「とろけるミルク」との対比を楽しむのもオススメですよ。
イ:んー、みんなかわいい“子供”なので、開発メンバーにとっては難しい質問ですね。しいて挙げるなら、
「とろけるミルク」でしょうか。
セ:やっぱり「クラシックミルク」ですね。懐かしさと新しさを併せ持った、コク深い味わいが最高です
エ:グランスタ内にある「はせがわ酒店」さんとのコラボもあるそうですね。
ツ:ハイクラウンショップでお酒とチョコの食べ合わせ試食を、はせがわ酒店で日本酒3種×ハイクラウン(600円税別)と
いうセットメニューを販売しています。ぜひお酒とのコラボを楽しんでみてください
前編はここまで。後編は、新生ハイクラウンの開発ウラ話をお届けします。どうぞお楽しみに
■ハイクラウン ブランドサイト
http://morinaga.co.jp/hi-crown