みなさん、こんにちはエンゼルstaff イシヤマです。
ナチュラル&ヘルシーな生活を応援する「マクロビ派ビスケット」の担当者・トノハラさんに話を聞きました。
エンゼルstaffイシヤマ(以下 エ):「マクロビ派ビスケット」の誕生のきっかけを教えてください
トノハラ(以下 ト):さかのぼれば、2004年のある出会いがきっかけです。
海外での講習会を終え、フランスのシャルル・ド・ゴール空港で出国手続きを
していた時のこと。ひょんなことからある日本人のマダムと意気投合し、
森永製菓に勤めていることを言うと、穀物や野菜中心の食事法
“マクロビオティック”の素晴らしさをレクチャーしてくださって…。
当時は「自分に関係ない世界」と決め込んでいたのですが、
健康商品の開発を進めていく中でマダムの話を久しぶりに思い出し、
「自分がいま試作検討している配合をいじれば、マクロビオティックに
なるのでは?」とピンときたんです。
エ:“運命的な出会い”から生まれたんですね!そんな「マクロビ派ビスケット」のこだわりポイントは…
ト:小麦全粒粉やオーツ麦といった穀物を使うと、クセのある風味になってしまいがちなのですが、
お菓子としてお客さまに提供する上で“おいしさ”は絶対条件。
マクロビ素材の栄養を残ししつつ、おいしく感じてもらえるように、原料や配合には徹底的にこだわりました。
エ:自然な味わいが体にやさしい感じがします
ト:精製された白砂糖の代わりに、てんさい糖やメープルシロップ、
米あめで甘みを出しました。油脂は、人工的に加工されたマーガリンなど
ではなく、植物性のなたね油を使用しています。
また、食塩は瀬戸内近海の海水をていねいに平窯で炊き上げたものを、
バニラ香料は高純度品を選びました。
エ:ひとつひとつにこだわりが詰まっているんですね!
ト:そうなんです製法も重要なポイントで、「マクロビ派ビスケット」は、通常のビスケットの2~3倍の時間をかけて
じっくり焼いています。もちろん、仕込み手順や成型設備についても検討を繰り返しました。
エ:なるほど!あの香ばしさのヒミツは製法にあったのですね。食べ応えもしっかりあります
ト:食感はざくっと固めですが、それがこのビスケットの魅力のひとつ。噛めば噛むほど素材の甘さやうまみがじわっと
出てきます。噛むことで満足感も得られますし、脳の活性化にもつながると思いますよ
前編はここまで。後編は、手軽なマクロビスタイルなどをお届けします。どうぞお楽しみに