エンゼルブログ
2025/05/29
2025/07/04

歴史の玉手箱~第18回 昭和の森永製菓3(1960~70年頃の森永製菓)

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エンゼルファミリーのみなさん、こんにちは、KAZUYOです。

さらに時代を少し先に進めて、今回は1960~70年頃の森永製菓についてご紹介します。一例として、人気商品が多数生まれた1967年の出来事を取り上げます。
 
mari
1967年(昭和42年)の出来事
・チョコボール(30円)、サンキストレモンドリンク缶(20円)、エールチョコレート(30円・50円)、チョコフレーク(50円)、アントルメ<ミニロール>(4個入り100円)を発売
・ハイココア牛乳用(300g 200円)、まんがココア(120g 100円・180g 150円)を発売
・ツイッギーをチョコフレークの広告に起用
・山本直純をエールチョコレートの広告に起用。CMソング「大きいことはいいことだ!」が大流行
・CMのサウンドロゴ「ピポピポ(モ・リ・ナ・ガ)」の使用を開始


1950年代の終わりごろになると、菓子・食品業界にも生産手段の革新、石油化学新素材の登場、原料の高品質化、さらに技術革新による生活様式の変化などを背景に、さまざまな特性を持つ新製品が発売されました。例えば、新製法で生み出された日本初のインスタントコーヒー、新しい生活様式に合う食材としてのスープ、トマトケチャップ、ティーバッグのほか、ホットケーキミックス、クラッカー、缶飲料のネクターや天然ジュースなどです。嗜好の多様化に対応するため、チョコレート、チューインガム、アイスクリーム類を充実させていきました。さらに、思い切って子どもをターゲットに絞った商品なども発売しました。
 
 
 
1960年代に生まれた代表的な商品を紹介します!

ハイセンス・ハイクオリティ ハイクラウンチョコレート

急激に伸びたチョコレート人気に対応するため、国内のチョコレートメーカーは競って生産設備の近代化と拡充を図りました。その一方で、外国系企業の参入や外国製チョコレートの流入などもあり、市場には多種多様な製品があふれるようになりました。

そこで、これまでにない強いインパクトのある新製品を生み出したいと考え、1964年に森永ハイクラウンチョコレート(ミルク・ナッツ・クランチ)を発売。50円のチョコレートが主流だった時代に、一箱70円という価格が不安視されましたが、最高に贅沢な原料による風味の良さ、洗練されたパッケージデザイン、携帯性、インパクトのある広告展開などが相乗効果を発揮し、本格的な高級チョコレートとして多くの人に支持されました。ハイクラウンの大ヒットに対応するため、発売の翌月には工場で生産設備の増強に取りかかるほどの人気でした。
 
  左▲1964年には、ジェム・ストーンプレゼントキャンペーンも人気に 
右▲ボックスタイプであることをPR


大きいことはいいことだ おいしいことはいいことだ 森永エールチョコレート

カカオ豆の輸入価格が低下傾向を示したタイミングをとらえ、1967年秋の目玉として大型の板チョコ「エールチョコレート」を発売しました。

商品コンセプトは「従来の板チョコよりひとまわりほど大きくて値段は50円のお徳用」。その魅力をいかにインパクトのある広告で伝えるかが検討されました。さまざまな議論の末、「今までの日本は、小さな幸せ、慎ましやかな幸せが美徳とされてきた。これまでにない速さで経済大国の道を歩みつつあるこれからは、もっとのびのびと胸を張って、大きいことはいいことだと主張しよう」という方針が決まりました。
こうして誕生したのが、当時「ひょうきんな指揮者」として人気を博していた山本直純さんを起用したCMです。気球の上から約1,300人もの大群衆を指揮する山本直純さんのCMは、大きな話題を呼びました。
 
 
 
「ながら族」の新味覚スナック「チョコフレーク」登場

3C製品(カラーテレビ、カー、クーラー)の普及は、日本人の生活を大きく変化させ、さまざまなシーンで新しいライフスタイルを登場させました。
森永製菓は、当時アメリカで流行し始めていた「カラーテレビを見ながらポテトチップスなどをつまむ」“ながら族”の存在にいち早く着目し、日本でも同様のライフスタイルに合う新製品の開発を目指したそうです。

「いつでも、どこでも気軽に食べられるお菓子」をコンセプトに、コーンフレークにチョコレートをまぶしたスナック「チョコフレーク」が1967年に誕生。
カリカリとしたクリスピータイプのフレークとミルクチョコレートの甘さがマッチした味と食感、手でつまんでもチョコレートがべとつかない仕上げ、メキシカン調の鮮やかなパッケージ、素早く開封できるジッパーの採用。それでいて価格は手ごろな50円…。
これらの特長が、アメリカンタイプのライフスタイルに憧れる若者たちのニーズにフィットし、ツイッギーを起用した宣伝と相まって爆発的な人気となりました。
ツイッギーは「ミニスカートの女王」として世界のファッション界を席巻し、注目を集めていました。「かる~いスナック」のフレーズとともにコマーシャルに登場し、話題をさらいました。
 
  ▲日本で初めてジッパー方式を採用したチョコフレーク


チョコレート技術の進歩

1961年のポールチョコレート製造の様子を撮影した写真には、白衣を着た従業員がチョコレートを包装する姿が写っています。今よりも手作業の部分が多いですね。
ポールチョコレートは、チョコレートの中にクリームなどを入れることができる機械を輸入して誕生した、当時としては画期的な商品でした。
 



今回もお読みいただき、ありがとうございました。
次回は……横浜市にある鶴見工場が6月1日におかげさまで創業100周年を迎えます。これを記念して、鶴見工場では6月から写真展示を行う予定です。こちらでも、そこで紹介している写真をご紹介したいと思います。
お楽しみに!

  
 
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コメント
146件のコメントがあります。
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  • 2025/06/15
    ワヮ❣️大好きな思い出のお菓子👼登場です〜💃🏻💃🏻💃🏻
    知らない商品も見ていると楽しくなりますね💕💕💕
    やっぱり💫💫💫ハイクラウン👑👑👑は別格です🤩🤩🤩
    おぉ🌟銀紙包装の模様❗️思い出しました〜🙌🙌🙌
    シガレット風の白い🤍🤍🤍パッケージも素敵です🏰🏰🏰
    CMのフレーズ♫チョコフレークといえば紙箱🚀🚀🚀
    日本🇯🇵で初めてのジッパー方式だったのですね😲
    名作映画🎬「カサンドラ・クロス」(1976年)に出演のレイモンド・ラブロック🇮🇹が当時(1971年頃?)チョコフレークのCMに出演を知ってビックリ🤩🤩🤩しました〜❣️(ハイソフトも)
    小枝のCMに出演されていた小森のおばちゃまさんと、ご一緒の写真もあって🔍さらにビックリ🌠🌠🌠
    大好きな映画🎬🎬🎬と森永製菓さん👼のtsunagari💞💞💞発見🌟🌟🌟嬉しいです😊
    懐かしの昭和🌿🌿🌿楽しい🎈🎈🎈お菓子👼がいっぱいですね🎡🎡🎡🎡🎡
    • 2025/06/15
      ⬆️チョコフレークとレイモンド(レイ)・ラブロックのtsunagari💞💞💞を知ったのは、以前「カサンドラ・クロス」🎬を観た後のことです。「森永紅茶」の掲示板でもコメントしています☘️☘️☘️
      当時を知らなくても、いろんな発見があって🛸🌕🛸楽しいです🙌🙌🙌
      歴史は🌿🌿🌿ワクワク💓💓💓玉手箱🎁🎁🎁ですね🌠🌠🌠
  • 2025/06/07
    面白い記事ですね
  • 2025/06/06
    ツイッギー!!伝説の方ですね。チョコフレークは、食感も味も大好きでした。また食べたいです。最近、ハイクラウンチョコレートの球場広告を長嶋茂雄さんの映像で見たばかりでした。いい場所に掲示してあったので、長い時間映っていましたよ。昔の商品もパッケージデザインがお洒落で素敵です。
  • チョコフレーク食べたい(#^^#)
  • ダブルアイスクリームバーは
    早く食べないと溶けて
    手がベタベタになるけれど
    とても美味しかったなぁ。
  • 興味深い
  • 高級なハイクラウン🤤パチンコの景品で父がよく持ってきてくれましたね🥰
  • だんだん近代に近づいてきましたね
  • 高校生の頃は、ハイクラウンは高くて買えなかったよ!
  • チョコフレークよく食べたなぁ~♪
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