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2025/06/04

森永製菓inトレーニングラボ監修『ちょこっと栄養学』調理法による違い

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森永製菓inトレーニングラボ監修、栄養士直伝の栄養知識をご紹介します。

今回のテーマは「調理法による違い」についてです。

お肉やお魚、野菜、果物、海藻、きのこ、イモ類など、料理に使われる食材は実にさまざまです。
たとえば、じゃがいもひとつとっても、揚げればフライドポテトに、煮込めば肉じゃがに、と同じ食材でも、調理の仕方によって味わいは大きく変わります。
実は、調理方法によって変わるのは味だけではありません。栄養効果も高まる場合もあるのです。
ぜひ、調理法が食材に与える影響を知り、味や好みに加えて栄養効果も意識した料理づくりを心がけてみましょう。

 

調理とは?


食品の素材の栄養効果を高め、衛生的に安全なものとし、味や香り、口ざわりを良くし、美味しく食べられるように加工することです。
しかし、調理法によっては栄養が低下したり、エネルギーを多く摂取してしまう可能性もあります。
 
 
 

調理法の種類


①調理は、加熱調理と生食調理に大別されます。
②加熱調理は煮る・ゆでる・蒸す・焼く(直火焼き、熱板焼き、オーブン焼き)・揚げる方法があります。
 
 

脂質の含有量


調理法によっては脂質量が異なることで、エネルギー摂取量が左右されます。体重をコントロールする場合、調理法を工夫することがポイントです。

●脂質量の少ない順
焼く(素焼き)・ゆでる・蒸す<生<煮る(砂糖・醤油)<炒める・焼く(油)<かき揚げ・素揚げ<フライ・天ぷら
 
 
 

食品に多く含まれるビタミンの種類を考慮


脂溶性ビタミン
油と一緒にとることで栄養の吸収率が上がることが特徴です。 ドレッシングをかける、揚げる、油で炒める・焼く調理法がおすすめです。 (キノコ類、トマト、人参など)

水溶性ビタミン
水に溶けやすく、 熱に弱いことが特徴です。生食もしくは加熱する場合、蒸す、汁物に入れて汁ごと飲む調理法がおすすめです。 (キャベツ、玉ねぎ、 ほうれん草など)
 

最後まで読んでいただきありがとうございます!
調理方法によって摂取できるエネルギーや栄養素が変化することがわかりましたね。
栄養面に配慮しながら体重をコントロールしたいときは、調理方法を工夫してみましょう。
飽きがこないように、調味料や食材の組み合わせ、切り方などを工夫して、味や口ざわりに変化をつけるのも良いですね。

これからもみなさんの役に立つ栄養知識を紹介していきますので、次回もお楽しみに。
   
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