森永製菓inトレーニングラボ監修、栄養士直伝の栄養知識をご紹介します。
今回のテーマは、
試験の日におすすめの食事(栄養素)と留意点についてです。
入試はもちろん、採用や昇格、資格取得など、試験は人生の大きな節目!
お守りやおまじない、ルーティンなど、いろんなものにあやかりたい方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな勝負の日に食べると心強い、おすすめの食事(栄養素)とその留意点について紹介します。
ここぞ!というときに、ぜひ取り入れてみてくださいね。
試験当日は、これまで勉強していたことを発揮するために
主食、主菜、副菜、果物、乳製品と5大栄養素がバランスよくとれる食事をすることが重要です。
特に、当日は緊張も高まるので消費エネルギー量も増えます。
そこで、特にアプローチしたい栄養素をご紹介します。
試験中、
脳の働きを最大限に発揮させるために必要な栄養素は、糖質です。
朝ごはんは、ご飯やパン、麺類など
糖質を多く含むものを中心に食べましょう。
試験前のちょっとした間食には、
飴やラムネ、糖質を多く含むゼリーがおすすめです 。
脳の重量の約50~60%が脂質です。
その中でも多価不飽和脂肪酸である
ドコサヘキサエン酸(DHA)が多く含まれており、脳の機能に良い影響があります。
DHAは、魚に含まれていますが、含有量が多いのは青魚です。
イワシやさんま、サバがおすすめです。
魚の缶詰を活用することもポイントです。
食べ物を食べた後、消化・吸収するときにエネルギーを使います。
胃の負担のかかる食事をすると、消化することにエネルギーを使いすぎてしまい、試験中の集中力の低下に繋がるかもしれません。
そのため、
調理方法は揚げるよりも、茹でる・煮る・蒸す・焼くがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は、試験の日におすすめの食事(栄養素)と留意点を紹介しました。試験に向けて頑張ってきたみなさん!試験中の負担にならない食事や脳のエネルギー源を上手に補給し、万全なコンディションで臨みましょう!
みなさんの役に立つ栄養知識を紹介していきますので、次回もお楽しみに。