普段はなかなか聞けない、人気商品のウラ側をクローズアップ
【エンゼルパイ編】の第2回は、おいしさを支える製造技術や品質のヒミツに迫ります。
ナビゲートしてくれるのは・・・菓子マーケティング部の木幡さんです。
菓子マーケティング部 木幡さん
2021年4月より、エンゼルパイの企画・プロモーション・デザインなど全般を担当。プライベートでは、新米パパとしての生活を満喫中
長年愛され続けているエンゼルパイは、手に取りたくなるような安心感や信頼感がありますよね。商品ができるまでに、どんな部署がどんな風に関わっているのでしょう?
まず、森永製菓の研究所で試作品を作るところからスタートします。その後、実際の製造ラインで生産部門が関わりながら試作を行なうとともに、正確でわかりやすいパッケージ表示になっているかどうか、品質保証部や法務部門と相談をしていきます。
パッケージに記載する表示は、食品表示法等の法律の順守はもちろん、お客様が商品を選ぶ際の重要な情報ですものね。
はい。お客様の目にどう映っているかという視点は欠かせません。お客様相談室のメンバーからもアドバイスをもらいつつ、よりふさわしいパッケージの表示になるよう努めています。
なるほど。パッケージの表示ひとつとっても、さまざまな部署や部門が関わっているのですね!そうしたたくさんのチェックを経て、工場での本格的な製造に進んでいくわけですが、エンゼルパイはどこの工場で作られているのですか?
栃木県小山市にある小山工場で製造されています。
製造の第一段階はビスケットシートからです。小麦粉をはじめとする原料を練って花びら型に切り抜き、オーブンで焼き上げます。
そしてマシュマロをのせて、ビスケットでサンドしてパイの形にしたら、最後にチョコレートをかけて完成です!
エンゼルパイ特有のマシュマロの食感を損なわないよう、温度や湿度はもちろん、環境条件を厳しく管理をしています。
▲栃木県小山市の小山工場。広さは東京ドームの1.5倍。
エンゼルパイのほかに、チョコボールやミルクキャラメルも製造している。
ふむふむ。あのおいしさのウラには、高い製造技術や徹底した管理体制があるのですね。
エンゼルパイは、チョコレート、ビスケット、マシュマロという他素材の組み合わせによってできていますが、この3つが口の中で混ざり合った時にいかにおいしくなるかが重要なポイントなんです。このおいしさを最大限に引き出すために、いろいろな工夫をしています。例えばチョコレートは、エンゼルパイ専用に開発されたチョコレート原液を使用しているんですよ。
なんと専用のチョコレート原液を使っていたとは…!今度、マシュマロやビスケットとのハーモニーを意識して食べてみたいと思います。
ところで、エンゼルパイは昨年リニューアルして、さらにおいしく生まれ変わりましたね。特にマシュマロの食感に感動しました!
実はマシュマロの食感は、時代にあわせて変化してきました。柔らかさにこだわったクリームのようなマシュマロ、噛みはじめの弾力が特徴の“ふかふか”なマシュマロ…。
60周年を迎えたことを機にリニューアルした新しいエンゼルパイは、空気感を感じる“ふわもちっ”とした食感になっています。
▲60周年を機に、品質もパッケージもブラッシュアップ!
食べ応えがあって、まさに“ふわもちっ”という表現がぴったりです!この新しい食感は、どのように生まれたのでしょう?
研究所とマーケティング部、そして生産現場が一体となって原材料から徹底的に見直し、試行錯誤を重ねて“ふわもち食感”を実現しました。社内外から「おいしくなった」という声も多く寄せられていますので、まだ召し上がっていない方はぜひ体験してみてほしいです!
エンゼルパイらしさはそのままに、おいしく進化し続けていますね。この先70周年、80周年…と、どんな未来が待っているのか楽しみです。
その時代のお客様が望んでいることをしっかり見極めたうえで、エンゼルパイがもともと持っている価値や特長をさらに進化させていきたいですね。
<第2回 進化し続けるおいしさ>はここまで。
次回は、ココロを捉えるプロモーションや限定フレーバーのヒミツに迫ります。どうぞお楽しみに!
どうぞお楽しみに
\ココが知りたい!質問募集中/
エンゼルPLUS会員のみなさんから、「エンゼルパイ」について“ココが知りたい!”という質問を募集します。こちらのコメント欄にどしどしお寄せください。いただいたご質問は第4回目の記事にて担当者から回答いたします。全ての質問に回答することはできませんがご了承ください。
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