みなさん、こんにちは。エンゼルPLUSのKAZです。
大変お待たせしました
エンゼルPLUS会員のみなさんの多くの質問に森永製菓太田社長がお答えします
いただいた全ての質問に目を通させていただきました。その中から特に多かった質問を中心にお返事させていただきます。みなさんが直接聞きたかったことや疑問などが、解決できるとうれしいです。
森永製菓の商品の中で何が一番好きですか。
パリパリバーです。とくにチョコのパリパリとした食感が大好きで、昼食後のデザートとしてよく食べています。
森永製菓の商品、一番思い出深い商品はなんですか?
春夏の期間限定品の「冷やし甘酒」です。自分が北海道支店長だった時代に、北海道 エリア限定で発売したのですが、発売当初は全く売れず大変苦労しました。ただ、徐々に浸透していき、今では全国で販売されています。スーパーなどで並んでいる様子をみると、とても感慨深い気持ちになります。
沢山ある森永商品の中で最初に携わった商品は何ですか?
入社したときは、食品専任の営業として、飲料やココアやホットケーキなどを小売店様に売り込みました。本社に移ってからは、とくにケーキのメニュー提案に力を入れました。ホットケーキにビールを加えて、ふっくら仕上がるレシピを考案したりしたんですよ。
エンゼルPLUSをご覧になったことはありますか。
よく見ています。当社がこれほど多くの皆様に愛されていることを実感し、とても励みになっています。今後も皆様に愛される「食」を創造し続けますので、ぜひご期待ください。
どうして森永製菓に入社されたのですか。やっぱりお菓子好きだったのでしょうか。
元々お菓子好きだったというのもありますが、高校時代の同級生が、自分を森永製菓の人事担当者に紹介してくれたのが、入社のきっかけです。また学生時代にアルバイトをしていた洋食店のマスターが、偶然その人事担当者の方と同級生だった、という縁もあり、入社を決めました。
今の時代、お菓子の果たす役割はなんだと思われますか?
お菓子は生活に豊かさと彩りを与えてくれます。当社が創業以来続けてきた、栄養やおいしさの追求とともに、楽しさや喜びといったお菓子の情緒的な価値を高める商品づくりをこれからも続けていき、コロナ禍で不安をかかえている方々にも、笑顔を届けることができるよう使命を果たしてまいります。
森永製菓が他に負けない!という点は、どんなところですか?
120年の歴史で培われてきた「ブランド」・「技術力」と、お客様からの「信頼」、この3つは他社に負けない強みだと思っています。
今後SDGsによりそっていく中で、商品の変化とか考えているものはありますか。
当社はサステナブルな商品開発を進めています。例えば「小枝」ですが、チョコレート原料にカカオ農家の支援につながる※1サステナブルカカオ原料を使用しています。
また材料もサステナブルにこだわり、紙のパッケージには「FSC認証紙」を、包装フィルムの一部には「バイオマスプラスチック」を使用しています。このような商品を今後ますます増やしていく予定です。
※1「ココアホライズン認証カカオ」マスバランス方式(認証原料と非認証原料が混合される認証モデル)です。
太田社長は、社員の方々に一番何を望みますか?好きな言葉,座右の銘,格言を教えてください。
失敗を恐れずチャレンジし続けることです。私の座右の銘は「修せざれば現われず」です。「知るとわかるは違う、違いはやってみたかどうかで、頭で知っていても実際に実行してみてはじめてわかることがある」という道元禅師の教えです。私も入社以来たくさんの失敗をしてきましたし、それでわかったこともたくさんあります。一人ひとりが、失敗を恐れずチャレンジし続ける会社にしていきたいと思っています。
長きに渡り森永製菓は成長し続けてきています。秘訣はなんですか?
数あるブランドの商品を、時代やお客様の変化に合わせてブラッシュアップし続けていることだと思います。たとえば、チョコボールだと、大人向けに粒の大きな「大玉チョコボール」や、おつまみのような味付けをした「チョコボールのなかみ」などを発売し、幅広い世代の方から支持をいただいています。
エンゼルマークはどのようにして出来たのですか?
創業当時の代表的な商品であったマシュマロの別名「エンゼルフード」からヒントを得て、天使をモチーフとしました。子供たちに幸福と希望を与えるエンゼルは、菓子を通して子供の世界に楽しい夢を与えたいという創業者の志にぴったりと合致したんです。
この最初のエンゼルマークは創業者・森永太一郎によって考案され、1905年に商標登録されました。
それから少しづつ形を変えながら、今のエンゼルマークの原型が生まれたのが、1986年です。そのあと、若干の改訂を経て、今の形になりました。
森永製菓だからこそ出来た(これから出来る)社会貢献活動を一つ教えてください。個人的にはお菓子で人を笑顔にすることだと思っていますが、社長一押しのCSRが知りたいです。
チョコレートの原料『カカオ』が作られる赤道近くの国々の中には、経済的な自立が難しく、十分な教育環境が整っていない地域があります。
2008年から当社が取り組んでいる「1チョコ for 1スマイル」は、ガーナなどカカオの国の子どもたちが安心して教育を受けられるように、商品の売上の一部を使って支援する活動であり、当社が果たしていくべき社会貢献活動のひとつだと思っています。
森永製菓をどんな会社にしていきたいですか?
当社の創業者である「森永太一郎」は、当時の日本にはなかった西洋菓子を広げ、「日本の人たちに栄養価の高い美味しいお菓子を届けたい」という強い想いで創業しました。とても大きなチャレンジですし、まさしくパイオニアです。
その創業の精神を忘れず、数多くの「日本初」を実現してきたパイオニアスピリットを受け継ぎ、常に新しい価値や新しい感動を提供していけるような会社にしていきたいと思っています。
スポーツをされますか?
学生時代はサッカーに打ち込みました。県の高校選抜合宿のメンバーにも選ばれたこともあるんですよ。今はゴルフですね。
プライベートで森永製菓以外のお菓子を買うことはありますか?
実は、よくあります(笑)とくに和菓子が好きで、お気に入りの大福には目が無いです。
カンブリア宮殿の放送ではウコンアイスの失敗談を話されていましたが、その逆のとっておきの成功談,武勇伝を教えてください。
49歳ではじめてアイスクリーム部門に携わり、先入観なく、様々なことにチャレンジしました。「売上は伸ばさなくていい」「みぞれは止める」など、冷菓経験者ではありえない発想で、皆を驚かせましたが、結果としてアイスクリーム部門は当社の主力事業となるほどの大きな事業に成長しました。
コロナ禍で何か物事の考え方に変化がありましたか?
食料品製造事業者としての使命感と、社会における存在価値を改めて感じる機会となりました。また同時に、何が起こるかわからない時代で、会社としての方向感や価値観が共有され、目的が明確になっている組織の強さを実感しました。
私はウコンのアイス、美味しいと思いました。健康志向の今なら売れるのでは?
発売が早すぎたのかもしれませんね(笑)結果として大失敗になってしまいましたが、自分はまったく後悔していません。アイスを食べるシーンを広げる、という新しいチャレンジをして失敗するのは決して悪いことではなく、むしろ何もできなかったという後悔こそが失敗だと思っています。
リラックスしたい時には何をなさいますか?
時間があるときは、もっぱら愛犬との散歩です。仕事から離れ、のんびりリラックスしながら思考の整理をしています。
みなさんいかがでしたか。森永製菓や商品が、さらに身近に感じていただけるようになったのではないでしょうか。今回のスペシャル企画のご感想など投稿いただけるとうれしいです。
通常版の「森永製菓社員に質問をしよう!」の企画も、ぜひ楽しみにお待ちください